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2004/05/19

一番長い半日(後編)その2

「大体、乗れるようにしてどれくらいになるんでしょうか?」この問いかけは、重要でもあり、そしてさして重要でもなかった。何故って、値段は当然判断材料として重要なんだけど、この瞬間すでに心は大きく傾いていたから(^ ^;)。前のカレンのときもそうでしたが、初めて試乗させて貰って「検討します」と言って自転車をこいで帰りながら「やばい。買ってしまうぅぅー」と叫んでいたのです。心の中で、ですけど。恐らく、ゆらぐことはあっても、購入には踏み切るに違いない。  でも、その当時は、前の記事でも書いたように冷静でなかったので、まず値段を聞いて時間稼ぎをしていたようなものでした。

「えーと、遠方の納車になりますので、税金と出張納車の費用を含めてプラス30万円くらいって考えていただければいいと思います。」
「30ま○△◆※・・・。それって、自分で乗って帰っても安くならないんですか?」
「いやー、登録とか、こちらの印鑑も押して手続きしますので、間違ったりするとまた来て頂かなくてはならないんですよ。こちらで行いますので、これは引けないですねー」

そのときボクは、卑屈にも「どうせ横浜近辺の人って、きっとそんな細かいお金のこととか言わずにキャッシュで一発に払っていく人ばっかりなんだろうなあ。田舎のヤツは細かい金にがめついなあ、とか思われるのもイヤだなあ」などと考えていたのです。いや、ホントに卑屈(^ ^;)。
この30万円、上にも書いたようにほぼ心は決まっていたんですけど、それを大きく揺らすことには成功していました。この30万円が加算されると、予算よりはるかにオーバーしてしまいます。ああ、これを買うと、ナビも、HIDも遙か向こうへ行ってしまう・・・。

「取りあえず、正確な見積もりをお出ししてご連絡します。お昼ころでよろしいですか?」
「それまでに売れたりしないですよね・・・?」
「多分大丈夫だと思いますよー」

そしてまた、自分に納得させる理由を探す時間を与えられたのでした。

またも続く。

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